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未解決事件の戦後史 (双葉新書)
によって 溝呂木 大祐
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未解決事件の戦後史 (双葉新書)の詳細
本のタイトル : 未解決事件の戦後史 (双葉新書)
作者 : 溝呂木 大祐
ISBN-10 : 4575154318
発売日 : 2014/1/15
カテゴリ : 本
ファイル名 : 未解決事件の戦後史-双葉新書.pdf
以下は 未解決事件の戦後史 (双葉新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
本書「あとがき」で著者は、読者に「終わっていない“昭和”を実感」できたことを期待するような言葉で締め括っている。タイトル及び右の著者の言葉通り、本書は戦後の昭和史における『未解決事件』でも特に当時ないし後世において、様々取りざたされる主として刑事訴訟関連の『事件』を取り上げ、事件の経緯や当時ないし現在まで語られる“疑問”や事件の解明されていない“謎”について、解説や著者の考察を加えるものである。右解説や考察は、著者の独断や独善に陥ることなく(公判廷ないし判決に基づくと推察される)客観的事実関係や他者の分析などを広く引用・参照しつつ、謙抑的あるいは抑制的な筆致が窺われ好感が持てる。構成・内容は、戦後最大の謎とも言われる「帝銀事件」(昭和23年1月)から一連の「赤報隊事件」(昭和62年5月〜)までの23事件(個別事件数と言うよりトピック数と捉えた方が正確だろう)を考察するものである。私は特に「帝銀事件」に興味があり、幾つかの書籍や記録物を読んでいるが、本書の事件経緯や事件本質の諸説の解説はほぼ私の認識・知識に沿うもので、右事件を観る限り著者はかなり調査を尽くしていると感じられる。ただ敢えて補足すると、右事件の捜査へのGHQの横槍の背景や大金の入手先の不明はともかく、“当該死刑囚”(=訴訟上は確定判決があるため右のように称呼する)の公判過程におけるアリバイの変遷や供述の矛盾、初動捜査の問題(警察当局が現場保存する前にヤジ馬や報道関係者等が現場内に立ち入ってしまったこと)などの言及はないのが惜しまれる。ちなみに本件(特に捜査過程)は職権主義(糾問主義)的色彩の強い旧刑事訴訟法下であったことも重要であろう(当事者主義・強制処分法定主義等を採る新法は24年1月施行)。圧巻はやはり、全学連の学生運動から60年安保闘争、よど号ハイジャック事件、浅間山荘事件、連続企業爆破事件、日本赤軍事件(テルアビブ空港乱射事件やダッカ日航機ハイジャック事件ほか)である。感情・主観を適度に抑え淡々と事件経緯・背景を綴る筆致は記録物として臨場感が良く伝わってくる。これらの事件は、個別形式的には“解決”したと言いうるものがあるが、著者は当該犯行グループ等による一連の事件として観ると、いまだ「国際指名手配」された被疑者の存在や事件の全容が(公判廷では)明らかになっていないこと等から、『未解決』と位置付けている。なお右手配中の被疑事件は刑事訴訟法255条1項(海外逃亡中の公訴時効の停止)、同法254条2項前段(共犯者に対する公訴提起は他の共犯者に対しても公訴時効停止となるーーこれは何らかの理由〔同法314条参照〕で被告事件が手続停止となっても右事件の共犯者には時効停止効果が生ずる)の適用があることに留意すると良いだろう(尤も平成22年4月の同法250条の改正により殺人罪や強盗殺人罪等の公訴時効は除外)。本書の176頁の論説は、かかる刑事訴訟法の規定を暗黙裡に前提としているからである。昭和史における、世情を騒がせた重大かつ迷宮事件について厳選し、客観的事実重視と事件の詳細な調査は評価されるべきで(巻末に多数の参考文献・資料がトピック毎に掲示されている)、著者の主観が抑制的なので読みやすい。個人的には躊躇なく5星とした。
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